● 笠松競馬、金庫の１６万円紛失　盗難の可能性も、被害届提出

　笠松競馬を運営する岐阜県地方競馬組合は9日、羽島郡笠松町若葉町の事務所の金庫に保管していた現金16万円を紛失したと発表した。盗難の可能性もあるとして同日、岐阜羽島署へ被害届を出した。

　組合によると、現金は5日から10日までのレースの出走申込手数料と騎乗申込手数料。締め切り日の1月26日、封筒に入れて競走課の手提げ金庫に保管していた。封筒には20万円超が入っていたが、うち16万円がなくなっていた。1月26日以降、金庫を開けておらず、帳簿などの記録はないという。レース開催への影響はないとしている。

　7日午後、同課職員が別のお金を保管しようと金庫を開けたところ、足りないことに気付いた。事務所内を探したが見つからなかったため、被害を届け出た。事務所には職員のほか、競馬関係者らが出入りすることがあるという。組合の天野富三事務局長は「現金の取り扱いを見直し、再発防止に取り組む」と述べ、陳謝した。

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