美浦、栗東トレセンのウッドチップコースに自動計測導入　ＪＲＡ発表

https://hochi.news/articles/20210714-OHT1T51140.html

　ＪＲＡは１４日、茨城・美浦と滋賀・栗東にあるトレセンのウッドチップコースに、タイムの自動計測装置を導入すると発表した。美浦トレセンは２７日から運用。栗東トレセンは現在試験中で、１２月７日の開始を予定している。

　自動計測はこれまで坂路のみの導入で、他コースは手動で計測されていたが、競馬ファンに向けて報道される頻度の高い追い切りがウッドチップコースに集中している現状を鑑み、３億４３０２万４０００円の費用（工事費除く）をかけて導入に踏み切った。

　ＪＲＡは「ファンにとって予想の重要な要素であり、厩舎関係者にとって調整の重要な要素となっている調教タイムを、天候等の影響を受けることなく正確かつ安定的に供給するため」と説明。なお芝、ダート、ポリトラックなどの導入は未定となっている。