【競馬】 エイシンルーデンス、フォスター制度で余生を過ごすことに 寄付金も随時受付中

1: 名無しさん@実況で競馬板アウト 2020/12/21(月) 23:37:50.17 ID:1VE2ngpe0

1999年のチューリップ賞(GIII)と2001年の中山牝馬S(GIII)の重賞2勝のエイシンルーデンス(牝24)が、今年の出産を最後に繁殖を引退し、来年春から鹿児島のホーストラストで余生を過ごすことになった。ちなみにプリモディーネ(桜花賞)、ウメノファイバー(オークス)、スティンガー(阪神3歳牝馬S)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯)らがエイシンルーデンスと同世代の牝馬たちだ。ルーデンス自身はGIには手が届かなかったものの、牝馬三冠レースすべてに出走し、古馬になってからも重賞勝ちを収めるなど活躍をした。

競走馬を引退後は生まれ故郷の栄進牧場で繁殖入り。新ひだか町の川端英幸さんの牧場へと移動してからも繁殖生活を続けてきた。2011年北九州記念2着のエーシンリジルをはじめ12頭(競走馬登録10頭)を送り出し、今年はエーシントップの鹿毛の牡馬が誕生している。

「触ろうとするとこちらをグッと睨み付けてきて気の強さを見せていますが、放牧地では1番弱いんですよね」と話すのは川端英幸さん。離乳した後は鳴いてとても寂しがっていたというルーデンスは、とても子煩悩なお母さんでもあった。今回認定NPO法人引退馬協会のフォスターホースとしてエイシンルーデンスは余生が約束される形となったが、繁殖の役目(種牡馬を含む)を終えた馬たちすべてに余生が保証されているわけではないという厳しい現実がある。

そのような馬たちの中には、ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの引退名馬繫養展示事業の助成金(JRA重賞優勝馬月額2万円、地方競馬で実施されたダートグレード競走優勝馬月額1万円、10歳以上が条件)を受ける権利がありながら関係者がその制度を知らなかったり、助成金だけでは経費が賄えないという理由で悲しい末路を辿るケースも少なくない。それを受けて毎年引退馬協会が行っている「ナイスネイチャ・バースデードネーション」と称したクラウドファンディングにおいて、今年は助成金を受ける資格のある引退繁殖馬を余生に繋げるための支援金を募った。

1頭分80万という目標額を大きく超え、約2頭分に相当する176万強の支援金が集まって体制が整ったこともあり、今回その第1号馬としてエイシンルーデンス受け入れが決定した。

なおバースデードネーションで集まった1頭分の80万をルーデンス受け入れの初期費用(離乳後2021年1月から移動するまでの牧場への預託料、馬運代、長距離移動のため高齢を考慮し途中で休憩する施設への一時預託料、ホーストラスト鹿児島への保証金、フォスターペアレント会員が集まるまでの毎月の預託料の補填)に充当する予定となっている。

上記の初期費用だけ見てもわかるように、馬1頭飼養しようとすると相当な経費がかかる。来年1月からルーデンスに支給される引退名馬繫養展示事業の助成金を繋養にかかる費用の一部に充てていくことにはなるが、当然それだけでは十分とはいえない。高齢ともなれば今後医療費がかかる可能性も十分考えられる。

現在引退馬協会では、引退馬の1口馬主ともいえるフォスターペアレント(里親)として、ルーデンスを支えてくれる会員(会費・月額1000円/馬の維持管理費・月額2000円(0.5口)を募集中だ。毎月の支援が難しい場合は、寄付も随時受け付けている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf6137ae55d862c5677f60a3c13fa9b761d80a2b


Source: ギャン速2ch
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