【競馬】珍事！出産で出走取り消し…厩務員が馬房内で覚えのない子馬を発見「ばんえいでは初と思う」 母子ともに健康

北海道帯広市が主催するばんえい競馬で17日、出産で出走取り消しとなる珍事が起きた。1R3歳上（C2－5組）に出走予定だったタケノセーイコー（牝3、谷）が、16日に厩舎の馬房内で出産したことがこの日に判明。関係者は「馬主さんもつゆ知らず、皆さんびっくり。ばんえいでは初めてのことだと思います」と目を丸くしていた。

タケノセーイコーは馬体重958キロで今月3日にデビュー（競走中止）し、同7日の能力調教再検査を経て、この日の2走目に向け日々調教を続けていたが、17日早朝に担当厩務員が馬房内で覚えのない子馬を発見。調教師が主催者側と連絡を取り、急きょ出走取り消しの措置が取られた。

関係者によると、馬の妊娠期間は約1年で、初産の場合、腹部が小さかったり、乳が大きくならず、エコー映像を確認しないと妊娠が分からない状態もあるという。なお、母子ともに健康。

[2020年08月17日 20時10分]
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