今年も終わります。そして、、
競馬の話は16勝と過去最低の勝利数でした。
想い出はいろいろあります。
ニシノデイジーで皐月賞、ダービー、菊花賞の三冠のパドックに立てたことはひとつの達成感があります。
1番悔しかったのは、セントライト記念の5着でした。
昨年のホープフルS3着から、周りからは
「勝浦騎手を交代させてください。」
と西山牧場の社員からの直訴が相次ぎました。「ダービーまではわしのわがままで、勝浦で行かせてくれ。勝浦とダービーのパドックに立ちたいから」
とオーナー特権を使いました。
しかし、セントライト記念は3着に入らなければ、菊花賞は交代と決めていて、勝浦騎手も承知していたました。
セントライト記念5着直後、西山牧場の幹部が集まりました。
「社長、菊花賞の騎手は?」
「誰が空いているのか?」
ある大幹部が
「高木厩舎の主戦は大野ですから、大野はどうですか?」「いや、勝浦のプライドもあるから、関東の騎手は今回はやめる。関西の京都に慣れた騎手で行く。」
とわしははっきり答えました。さて、誰にするか。
本間 茂場長が
「やっぱり武豊でしょう。」「空いているのか、聞いてみようか。ただ、前のエージェントの平林さんなら面識があり、話ができるが最近変わった新しい方はわしは知らないからな。まあ、高木調教師の意見も聞いてみよう。」
で、高木調教師と話しをしたが、その内容は西山茂行と高木登の2人だけの秘密にしておきます。
レースについていろいろ話しました。
ただ、乗り替わりは合意していました。「社長、武豊は頼まれている馬がいるそうですが、同じエージェントのルメールが乗れるそうです。」
間を置かずに高木調教師からわしに電話がかかった。
多少声が上ずっていた。「本当にルメール騎手が乗れるのか?本当ならすぐ押さえてくれ。」
これで決まった。
あとはブログや日刊スポーツに書いた通り。
一部で他の騎手の名前を勝手に言う人がいるらしいが、全くありません。
名前が上がったのは大野騎手と武豊騎手。
それと西山茂行が冗談半分で
「藤田伸二がいたら迷わず頼んだな、」
とは言いました。
他の騎手の名前は一切ありません。
そして来年のニシノデイジーは田辺騎手に頼みました。
ニシノカツナリも田辺騎手です。田辺ともあんちゃん時代からの長い付き合い。
乗り方もニシノデイジーに合うと思います。まあ、来年を楽しみにして。
勝浦騎手もまた他の馬を頼みます。
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Source: 競馬ろまん亭
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